NANA
- 作者: 矢沢あい
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/08/12
- メディア: ペーパーバック
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一気に1〜13巻まで読みました。(貸してくれてありがとう、Mちゃん!)
映画は観てないんだけど、歌ってる中島みかちゃんが可愛いなー、と思ってて。
が、しかしン年ぶりに少女マンガを読むと、もう全く若い女の子の恋とか夢とか不安とか希望とかにちっとも共感できない自分がいましたよ。笑
ちょっとびっくりしたよ。あまりの共感できなさに。でもこんなに売れてるんだから10代の女子は二人のNANAに共感したり涙したりしてるわけだ。矢沢あい、すげーなー、いろんな意味で。
ハチってよく考えるとただのグルー○ーなんじゃないの、とか思ってしまいました。可愛らしく描かれてはいるんだけど。自分には恋しかない、と思ってるハチはちょっと鬱陶しいし、少しだけイラっとする。そしてきっとハチみたいな女の子は世の中にたくさんいるのだよね。
でもそのハチを可愛いと思う男の人の気持ちは共感できるのだ。自分に力があって欲しいものを与えれば、しっぽ振って懐いてきてくれて料理作ったりえっちさせたりしてくれるんだもの。働くのが嫌いで好きな人のことばっかり考えてる女の子。男からしたらすごい可愛いと思う。仕事のできる男がどんだけ気楽に可愛い嫁さんをもらうか、というのは周りを見ればもうすごい実感が、ありますよ。(笑)
恋に人生をかけるハチと夢に人生をかけるナナ、二人の女の子の生き方の対比、みたいな解説をどっかで読んだがそんな感じでもないんだよなあー。勝ち犬負け犬とかの紋切り型の論争でもなくて、もっとぐしゃぐしゃした、青春期の女子の混沌とした頭の中、というか。どうしたらいいの、という迷路に入り込んでいる感じはよく出てます。その辺は誰でも共感できる部分なんでしょうね。男女関係なく。
これりぼんコミックスなんですね。りぼんといえば私は「星の瞳のシルエット」だの「ちびまるこちゃん」だったりするんですが。
すごいなー最近の少女漫画は。昔は体位がわかるラブシーンなんてなかったよっ!!笑
しかしまあ、恋とファッションと芸能界と男前、女の子の好きなもの満載です。
久々に少女漫画読んだので新鮮でした。
堂本つよしさんも読んでるような気がするんだが。何となく。
中居くんも読んでるらしい。(ちょっと意外。)