少女漫画とドラマ化、とか。思いつくまま。
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ひょっとしたらひょっとしてと、頭をよぎったことがあったのですが、ああやっぱりきたかドラマ化。うう。これだけ学園ドラマが高視聴率でイケメン男子高校生も大流行りで、じゃあ他に原作になりそうな漫画、を想像してみたら最初に浮かんだんですよね、グリンウッド。男子高校生満載だし、基本的には高校生の日常なので、再現しやすいだろうし。
少女漫画のドラマ化の場合、一般受けするか否かの最重要項目はヒロインの可愛さだと思う。花君のいのうえまおちゃんも、イケパラのほりきたまきちゃんも、些細なことがどーでもよくなるくらいそれはそれはキュートでした。ごくせんの仲間さんとかもそうですね。どんなにイケメンが出てきても、そこには一服の可憐な清涼剤が必要なのですよ。でもグリンウッドは、少女漫画だけど、主人公が男子で主要人物も全部男子です。ドラマ化となると一般受けする華がねえ。すかちゃんはある意味、可憐な主人公かもしれませんが、男の子であることは間違いないので。瞬くんは再現不可能だろうしなあ。主要人物で出てくる女性ってすみれちゃんくらい?・・・・一般受けはしないだろう。子供向けでもないし。
割とこう、ちょっとフジョシ臭のある作品も昨今はよくドラマ化されますが、少女漫画にありがちな「女の子と見まちがうほど可愛い男の子」というのは再現がまず無理なので、その路線(?)の作品には下手に手を出さない方がいいと思うんだけどなあ。大好きな作品ですが、一般受けするとは思えない。
BLなんて言葉がまだ全然なくて、そんな作品ばっかりが本屋の一角を占めるなんて想像もつかなかった*1あの頃の、一般受けとそこはかとない腐れ具合が絶妙な匙加減だった白泉社から出た傑作ですが、それはそれでドラマ化なんてせずに大事にしておいて欲しかったな、というのが正直なところ。自分が10代の頃夢中で読んだ作品なので。思い入れが深いのです。
もう誰がやっても、ちーがーうー、と思ってしまうだろうから観たくないんだけど、怖いものみたさで観てしまいそうな気もする。B級ドラマにならないことを切に願いますが、そんな予感もプンプンしてきますなあ。。。。
[rakuten:book:12551215:detail]
っポイ!あ、こんな巻数でてんのか。
女の子と見まちがうほど可愛い男の子、というとポイ!を思い出すのですが、山下さんが主人公役でドラマ化してましたね。山下ピーさんは当時ふわっとしてホントに可愛かったですけど、やっぱり男の子にみえたもんなあ。万里役が相葉くんだったような。日曜のお昼ごろやってましたよね。懐かしい。
これ、まだ連載してるのかな?登場人物がずーっと中学生のままで、そのうち読まなくなっちゃったんだよなあ。
- 作者: 奥浩哉
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これはもう諦めたのか、設定では間違いなく男子なんだけど、ドラマでは佐藤藍子さんが主人公の男の子を演じてました。この主人公は「女の子にしか見えないほど可愛い男の子」なのでもうキャスティングしようがなかったのかもですが、佐藤藍子さんはどうみても女の子だったので、ドラマみてると混乱してきて、「どーいうこと?」と、よくわかんなくなったんですよね。
後で原作読んでみたら、間違いなく男の子の設定だったので、納得できたようなできないような。そんな無理にドラマ化しなきゃいいのに、と心底思いました。しかしこの作者さん、嗜好がよくわからん。
- 作者: 江口寿史
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これは女の子にしか見えなくて、女の子だと思って読んでたんですよね当時。こっちも子供だったからよく意味がわからず。笑
何か、いろんなものの元祖という気がする。これはさすがにドラマ化したことはなかったでしたっけ。
*1:あの一角に迷い込むと、ぴゅーっと逃げ出すのですが、何だろうこの居た堪れない感。笑