タイガー&ドラゴン  〜「茶の湯」の回〜


面白かったー。


先週のラストで荒川良々さんが出てきてどーなるのかな、と思ってたんだけど、「ジャンプ亭ジャンプ」って・・・。なんじゃそりゃ(笑)。この人、もう顔がずるいと思う。いるだけで特異な存在感ですよね。落語もお上手でした。本物っぽい。今回限りの出演かと思ったら今後も出てくる模様です。楽しみ。


今回は「茶の湯」の噺自体が面白くて、テレビの前でげらげらと笑ってしまいましたよ。誰か見てたら気味悪いかも。一人で馬鹿笑いしてる女。笑


西田さんも荒川さんも、役者ですねえ。
皆が知ったかぶりして、へーんなお茶たてて無理やり飲んでる様が滑稽で。お茶のたて方を何となく知っている私たちから見たらその滑稽さがおかしいわけで。そしてそれを「きてる」とか「ヤバイ」とか、よくわかんないがニュアンスだけで流行を作り出していく現代とひっかけていくわけです。みんな退屈だから流行には乗っかってくけど、それは帰り道にポイッと墓場に投げ捨てていくような代物で。
何が大切かは自分で決めていくことだから、竜二の選択は見てる分にはスッキリします。
が、商売人としては失格だろう。店がつぶれそうだったら、石に噛り付いてでも仕事としてこなしてくべきなのかもしれない。
でも下手に流行に乗っかったって結局上手くいかないかもしれないしね。うーん。竜二がホントにあの店をやっていきたいのかまだよくわかんないんですよね。落語から家族から逃げてるだけなのかもしれないし。


あ、あのストリートプロデューサー?の役者さんもうさんくさーい上っ面な感じがお上手でした。他でもどっかでみたことある気がするんだけど。何かの昼ドラに出ていたよーな。





「必死だからだよ。」「自分の言葉に責任持てよ。」という長瀬くんは何か実感こもってた。クドカンが書いたセリフだけど、物づくりしてる人たちの本音かもしれない。何の仕事したって無責任なこという人は絶対いるけど、ショウビスの世界にいる人たちは、いろんな外野から強烈な批評・批判をされるわけで。まあ話題になるだけましだという見方もありますが。
誰も絶対責任なんか持たないし、言うだけ無駄だとわかっていても、どうしても言わせたかったセリフなんじゃないかしら。かっこよかったです。長瀬くん。(←結局それかい。)



バディものが作りたかった(by磯山P)そうですが、何かホームドラマっぽいですよね。今んとこ。あくまでも主役は長瀬くんなんだよね。岡田君の影がうすいんだよなあ。どこをどうしたらバディものになるんだ。
二人でおでん屋にいるのだってよく考えるとちょっと奇妙。そんなに接点ない、というかどういう関係なの?>虎ちゃん&竜ちゃん。