ハチミツとクローバー
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/08/19
- メディア: ペーパーバック
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祝、映画化!ということで、まとめ読み。
基本的には青春群像劇なんですね。そして皆が皆、片思い爆走中。唯一、はぐちゃんと森田さんだけが両思いっぽい気もするんだが。どうなんでしょうか。個人的には竹本くんを応援。頑張れワカゾー!!笑
学生時代の、若くて、苦くて、でも楽しくて、きらきらした日々が描かれていて、実際には自分にはそんな日々はなかったように思いますが(笑)、読んでて何となく幸せな気分になる。美大生生活というものに、勝手なイメージの憧れがあるせいだとは思いますが。いいなあ、若いって(笑)。夢も希望も仲間も時間もあった。
竹本くんを櫻井翔くん、はぐちゃんを蒼井優ちゃんが演じるということでとても楽しみ。蒼井優ちゃんはナイスキャスティングだと思うのです。可愛くて透明感があってでもどっか不思議ちゃん。はぐちゃんに似合いそうな女の子は今の若手女優さんの中では他にあんまり浮かばないくらい。櫻井さんはどうかなあ、ちょっと竹本君とはイメージがちがうんだが。もっと素朴な男の子のイメージなんだよね、竹本くんは。櫻井くんはやっぱりアイドルオーラできらっきらっしてるので。笑
しかしなんとなく男性陣を演じる役者さんの年齢が高めな気がする。このお話の魅力は、やっぱり若さゆえの切なさ、右往左往感、だと思うので、20才前後の子たちで固めちゃってよかったんじゃないだろうか。もう、アイドル映画にするくらいの勢いでいいと思うんだけど。