アイドルの行方

女の子でも男の子でも思うのですが、アイドルってやっぱり不自然というかちょっと無理のある存在なのかなー、とたまに考えたりする。日本のアイドルって特にそう思う。若くて可愛くて、賢かったりドジだったり馬鹿っぽく振舞ってみたり、なんというか存在すべてが世間に「愛される」ための存在で。それってしんどいよなー、と想像してみたりします。(ヲタクは色々想像します。)
10代ならまだ屈託なくできるかもしれない。でも20代になったらどんなに人気者でもやっぱり本人がしんどい部分がでてくるだろうなー、と。だっていつまでも幼い愛玩物ではいられない。アイドル的人気の女の子がやたら早婚だったりするのも、自分の立ち位置を早めに変えたくなるんだろうな、なんて。ちょっと子役のジレンマと似てるのかもですね。

で、男の子の場合は結婚で立ち位置変えられるかというと、そうでもないので難しい。だから結婚でというよりも、幼さからの脱出=アーティスト路線、みたいな方向にいきがちなんですが。そこで従来からのファンとの齟齬が起きてしまって、以前からのファンの人たちはちょっと悲しいことになったりします。もちろんそのままファンを続ける人もいるし、減った分新規がつけば成功なのかもしれませんけれども。

カツンてまだ早いんじゃないかなー。これからまだまだ売れる要素がいっぱいあるのに、赤西さんをグループから離すかなあ、事務所が。素人目にみても勿体無いと思うので、そんなことしないような気がするのだけれど。あの無駄にいきってて強そうな勢いってやっぱり仁亀ツートップの迫力だと思う。もったいないよ、やっぱり。

ジャニーさんの考えてることって深遠すぎて全く分からないのだけれども、タレントに対する愛情だけはどっかにある・・・、と思ってたりするので、それと商業的価値の折り合いってどの辺で決着つけるのか、この先の展開が非常に気になります。